1991-04-02 第120回国会 参議院 逓信委員会 第8号
同趣同好団体の五%にかかる割引料の問題でごさいますけれども、基本的な制度といたしまして、原則的な話でございますけれども、五%の割引料をもってそれぞれの団体が、旅行団体ならば旅行に行くという計画でやりますし、それから人間ドックなら人間ドックでいくということで、団体としての行事をやる経費に使っておる、こういうことでございます。
同趣同好団体の五%にかかる割引料の問題でごさいますけれども、基本的な制度といたしまして、原則的な話でございますけれども、五%の割引料をもってそれぞれの団体が、旅行団体ならば旅行に行くという計画でやりますし、それから人間ドックなら人間ドックでいくということで、団体としての行事をやる経費に使っておる、こういうことでございます。
全体的な状況につきましては、平成三年二月末現在でございますけれども、団体数二十九万組ございますけれども、団体の形態別に申し上げますと、地域団体が五三%、それから職域団体が一八%で、同趣同好団体が二七・九%、その他若干同業組合団体といったようなものもございます。 以上のような状況でございます。
団体の主なものはいわゆる同趣同好団体だと思うのですが、私が今ちょっと手元に資料として持っておりますのは、これは練馬区の連合会ですか、ここの資料を持っているんですけれども、これは事前に郵政省の担当の方にお見せしてありますのでお調べいただいていると思うんです。主なものは観劇、旅行、人間ドックということがほとんどなんです。その三つがほとんどなんですね。
地域、職場のものと旅行会でありますとか観劇会、いわゆる同趣同好団体の大きく分けて二つがあると思いますが、その同趣同好団体の保険料の集金事務を委託されている団体の一つに簡易保険郵便年金加入者協会というのがあります。先日、この加入者協会の役員の名簿を郵政からいただいたのですが、会長さんが諸井度さんとなっているのですね。
職員数も千五百おりますし、いわゆる同趣同好団体の保険の七七%をこの加入者協会は扱っているわけですから。こういう公的なものをそのまま続けておられるのに非常に私は違和感を覚えるのですが、そこはやはり検討すべきじゃないかということは申し上げておきたいと思いますが、どう思いますか。
○白井政府委員 集金につきましては、集金を直接行いますいわゆる集金者と申しますか、集金をされる方と集金を依頼する方の、先生おっしゃいました同趣同好団体の方との契約書がございまして、一般的にはその契約に基づいて集金をお願いしておるようでございますが、その中で、集金手数料の問題については、その契約の中では別に定めるというような規定の仕方があったと記憶しております。
それで、その約四千五百件のうち、同趣同好団体のものが実に三千五百件に上っているんですよ。八割です。八割が同趣同好団体です。それで、ここの局の資料によりますと、その当時の件数は四千六十九件、それが三万五千件に上っているわけですね。――失礼しました。先ほど言い間違えたかもしれませんけれども、三万五千件です。
○国務大臣(桧垣徳太郎君) 先ほど局長もお答えをいたしましたように、同趣同好団体というのは本質的に同趣同好の自主的な集まりであるわけでありまして、この同趣同好団体が自分たちだけの集まりとして運営をしていきたいということで、その運営は公明でなければならぬということは当然でございますけれども、それを、この団体はこういうものであるというようなことを私は役所として出すことはいかがかと。
○山中郁子君 練馬局の保険課が五十一年十月二十五日現在にまとめた資料によりますと、その当時、四十九年当時は同趣同好団体が四千六十九件なんです。それが現在は約九倍になってて、約三万五千件が同趣同好団体のものになっている。それが異常なふくれ上がり方ではないかと私どもは注目をいたしました。
○政府委員(佐藤昭一君) 先ほど申しました分類の中で同趣同好団体というのがございますが、これはまあ一つの趣味と申しますか、例を申しますと、旅行であるとか、あるいは観劇であるとか、あるいは人間ドック――これは趣味というよりは目的になりますが、団体を結成してその保険料の割引を受けたものをそういったものに充ててともに楽しむ、あるいは利益を受ける、こういったことを目的としてつくられている団体でございます。
だから、もしこれが加入者にずっと周知されれば、しかも同趣同好団体なども含めてやっていかれるというんなら、もっと私はたくさんの方々がお入りになるんじゃないかと、そういうふうに思うので、そのことをちょっと特にお伺いをしたんです。
ちょっとその前に具体的に聞きたいんですが、同趣同好団体という団体扱いと、それから地域団体という団体扱いと、これはどんなふうに運営されているのか、もう少し御説明をいただきたい。
大臣も恐らく余まり御存じなかろうと思いますから聞いておるわけですが、私がいま質問しましたことに対してお答えが抜けておるわけですが、いまの話の中で、同趣同好団体の中にも旅行とか観劇とか人間ドックというものがあるし、それからそのほかにあるのはリベート団体だというのです。 そのリベート団体という言葉は正式じゃないと思いますが、そのリベート団体が問題をいろいろいままで起こした。
○佐藤(昭)政府委員 同趣同好団体でございますが、この同趣同好団体の分類でございますが、旅行団体、観劇団体、人間ドック団体、それからその他——これはリベート団体を含めましてその他でございますが、まあ大別してこの四つに分かれるというふうに私どもは整理をしております。
いま、形態別に、職域、地域、同業組合というふうに言われたわけですが、その最後に言われた同趣同好団体ですが、実は、この同趣同好団体が過去にいろいろと——保険料の集金手数料といいますか、そういうものもうまみがあって、問題を起こしたというように私は記憶をしておりますが、この同趣同好団体のそういうふうな保険料との関係は代表的にどういうふうな仕組みになっておるか、それを聞かせてください。
○佐藤(昭)政府委員 御承知のように、簡易保険の払い込み団体の中で同趣同好団体というものにつきましては、そのあり方というものにつきまして、従前におきまして相当いろいろな面で御批判なり御教示をいただいたわけでございまして、そういった線に沿いまして、その団体の集金業務等の堅実化と申しますか、健全化と申しますか、そういったものを図っていくという方向でこれまでいろいろと指導してきたわけでございます。
○佐藤(昭)政府委員 ただいまの同趣同好団体と申しますのは、その数が二万六千七百二十九組ばかりあるわけでございますが、そのうち加入者協会の方に集金業務を委託しておりますのが八千四百八十七組、約三二%弱、こういう数字でございます。
○佐藤(昭)政府委員 これは先ほど同趣同好団体二万六千七百余りと申し上げたつもりでございますが、現在それの三分の一が委託されているということでございます。
組成の問題でございますが、同趣同好団体というのは先生おっしゃいますようなことであろうかと思いますが、たとえば職域団体の場合、保険の募集に行く。こういう恩典がありますよ、これは加入者に非常に喜んでいただく制度であるわけです。
たとえば職域団体であるとかあるいは地域団体であるとかあるいはまた同趣同好団体とかいうようなものがあるわけでございますが、荒川の西尾久三局でつくられております払い込み団体、いま十一組ほどあると承知しておりますが、これはほとんどが職域団体というようなものでございます。私たち、必ずしも集配郵便局に限るというふうに思っていないわけでございます。
そのうちで特に問題の比較的多い同趣同好団体というのが約——少しとらえた時点の数字が違いますが……(米田委員「団体の数で言ってください、会社の数で」と呼ぶ)これが三万一千五百組、パーセンテージにいたしまして一一・七%という数字でございます。
○北政府委員 三万一千五百と申しましたのは、四十九年八月末における同趣同好団体の数で、組数でございます。そのほかに当然、同業組合的な団体、それから職域団体、それから婦人会、PTA等の地域団体、そのほかにそれぞれございます。
四十九年八月末というのは、同趣同好団体だけが問題になっておったものですから、その点だけの数字しかございませんので、全部比較いたすといたしますと、四十八年十月末という数字がございます。これによりますと、職域団体が組数で約五万九千組、それから地域団体が約十六万三千組、それから同業組合団体が約五千組、それから同趣同好団体が当時は約三万九千組ということでございました。
しかし、たとえば同趣同好団体、これも御承知のように、ただいまでは旅行、観劇、人間ドックというような三つの目的を持ったものに限って新設を認めるというふうにいたしておりますけれども、こういったものは内容的に相当厳重な規制をいたしまして、内容の是正に努めておるところでありますが、こういったものはやはり多様化した社会情勢の中にありまして、お客様が生命保険本来の機能であるところの保障と貯蓄ということだけでなくて
ここに地域団体でありますとか、あるいはその中の一部と思っておりますが、いわゆる同趣同好団体というようなものが入る、こういうふうに考えておる次第でございます。
それで、時間もあまりありませんので、本年一月末、同趣同好団体の事務局の状況、こういう資料をいただきましたが、かなり局内に、京橋、神田、足立西、中野、あるいは代々木、千歳、大森、大崎、ほかにもたくさんあります。
累次にわたって通達を出しておりますが、これはその都度御報告を申し上げておると思いますが、昨年の年末に、現在課題になっておりますこの同趣同好団体の総点検をいたしまして、この総点検に基づきまして、今後の払い込み団体の組成並びに運営に関しますいろんな細目の事項を郵政局等に通達をいたしまして、まず第一に、団体加入の各契約者の意思をはっきりさせると、団体の目的あるいは行事、行動等をはっきりさせる、規約を明確にすること
○政府委員(野田誠二郎君) 御指摘の問題でございますけれど、新規契約の募集の一つの施策としまして、払い込み団体の組成を積極的に勧奨し始めましたのが大体昭和四十三年度初めからでございますが、その時分の払い込み中契約件数に対するいわゆる同趣同好団体の割合というのは二九%であったわけでありますが、この五、六年の間に一一%程度この同趣同好団体がふえておるわけでございまして、この同趣同好団体全部がただいま先生
その中には、郵便局員がこういうことをやってはいけない、またこの同趣同好団体の募集をやる場合には区域なんかもきめてしてあるというような状態の通達もここにあるわけです。
このような同趣同好団体保険の扱い等につきましていろいろ御批判はございますが、しかし、このような団体保険のあり方につきましては、やはり改むべきものは改め、内容においてまた皆さんの御不審の点等がありますれば、十分各方面の意見を拝聴いたして、今後とも行政また監督につきまして注意をいたしていきたい、かように存ずるような次第でございます。
○久野国務大臣 先ほど私が申し上げましたように、この同趣同好団体の保険勧誘のあり方について幾多の問題点があろうかと私は思うのでございます。でありますから、これらの問題点等につきまして十分洗い直しまして、そして今後このような不祥事が起きないように努力をいたしたいと考えておる次第でございます。
確かに、団体をつくります際、特に同趣同好団体に限らず、保険料払い込み団体をつくります際に、どういう形でできるかというのはやはり十五人というのが最低の要件になっておりますので、十五人の契約者を核としてこれをまず組織すると、そこに一つの団体ができるわけであります。それに逐次追加をして入っていく、こういう形が一番多い一般的な形だろうと思います。
○政府委員(野田誠二郎君) 数々の御指摘でございますけれども、確かに同趣同好団体については先生御指摘のような危険性といいますか、そういうものを確かに内包しております。これは職域団体あるいはその他の地域団体と違いまして、相当危険でございます。
○国務大臣(久野忠治君) 保険募集の手段として同趣同好団体をつくりまして、そしていろいろ簡易生命保険の成績をあげる、そういうようなあり方については、いろいろ私は議論のあるところだと思います。
○政府委員(野田誠二郎君) おっしゃいますように、別にこの集金を委託する団体は郵政省が監督している公益法人をしてやらしめるということ自体に目的があるわけでございませんで、現在の同趣同好団体の組成、運営の現状を見ますと、確かに先生おっしゃいますように、いろいろ憂うべき点があるわけでございますので、これの整序といいますか、秩序づけをするということが昨年の十二月の通達のねらいでございます。
○政府委員(野田誠二郎君) 私ども先生がそういうふうにおおこりになるそういうつもりで、つもりといいますか、そういう感覚でこの通達を考えたわけではございませんで、現在の同趣同好団体の実態を見ますと、ほとんどの団体が月額の払い込み保険料を取りまとめますと、現在の郵便貯金の総額制限をはるかにオーバーするというような団体が非常に多いわけでございまして、そういう点を勘案いたしまして、一応、銀行とこういうことにいたしたわけでございます
少なくとも職員にそういう杞憂の念を抱かせないように、同趣同好団体等につきましても数量的にわれわれは規制していきたい。大体この程度までなら認められるけれども、それ以上の同趣同好団体は認められない、こういうことを現在検討中でございます。全部野方図に、たとえば観劇なり旅行団体といえども野方図にこれを認めていこう、こういうつもりにはいたしておりません。
○政府委員(野田誠二郎君) これは、普通、同趣同好団体とわれわれいっておりますけれども、同好会、同趣会等、趣味趣向というようなものが中心になりまして特定の活動目的によって組織された団体、これを一応同趣同好団体といっております。われわれといたしましては、地域団体の一つの形態というふうに分類をいたしております。
ここに例示的に列挙しております団体をいわゆるわれわれ職域団体と呼んでおりますが、その他の団体、たとえばこれは町内会あるいは自治会、PTAというような地域団体がございますが、そのほかに、先ほど御指摘のいわゆる観劇等趣味を共通とする同趣同好団体、こういうものをわれわれ認めておるわけでございますが、この団体結成によります効果といたしましては、毎月の保険料を団体が自主的に集めて郵便局に払い込みます場合におきまして
○政府委員(野田誠二郎君) ただいま大臣が申し上げました指導、それから矯正の具体的な手段でございますけれども御承知のように、簡易生命保険の保険料払い込み団体につきましては職域及び地域、それから現在、先生御指摘のたとえば歌舞伎を見るとかあるいは旅行をする、こういうわれわれ同趣同好団体といいますか、趣味を同じくする団体という名で呼んでおりますが、問題が一番起こりますのはこの同趣同好団体でございます。
現在いろいろ問題点が発生しておるのは御指摘のとおりでありますけれども、少なくも同趣同好団体の運営についていまのまま放任していくよりも、この公益法人に集金の取りまとめをさせるほうがなおいいのではないかということで、これにつきましてもやはりいろいろ募集関係に影響が出てくるのではないかということを懸念いたしておるのでありますけれども、そういう点も振り切りまして、一応公益法人のほうに集金の取りまとめをさしたらどうかという
○米田委員 同趣同好団体をいまのまま放置するよりはというまくらことばが答弁の中につきましたけれども、これはきのうからの私の質問ではっきりいたしましたように、同趣同好団体が一番問題だということをきのうから私は指摘をして、いろいろあなたのほうに善処を求めたわけでありますから、これについては繰り返しませんが、きのうの私の質問に対する答弁では、一定のあなたのほうの方針といいますか、これからの対処の基本方針というものも
昨年の十二月出しましたあの通達につきましては、たびたび申し上げておりますように、その団体を同趣同好団体に限定いたしております。同趣同好団体については現在いろいろ問題が起こっておりますので、こういう方法で取り扱いなさい。
地域団体のほかに同趣同好の団体がございますが、これはわれわれの取り扱いといたしましては、原則として同一受け持ち局区内にあります同趣同好団体、なおさらに、同一行政区域内に普通局集配局等がたくさんある場合が最近多うございますが、これらにつきましては受け持ち局区内を広げまして、一応同一行政区域内までの団体というのを認めていっておるわけでございます。
それから同趣同好団体、いま私が問題にしているボーリングをやる会だとか旅行の会だとか人間ドックの会、観劇の会——簡易保険は何本農協や何かのまねをせぬでいいのですよ、サービスは保険料をよくして返してやる、これが中心だと思いますが、この同趣同好団体が二万一千二百二十九、これは間違いありませんね。
○野田政府委員 先ほど御指摘の同趣同好団体が平均保険料も非常に高い、こういうお話がございましたけれども、確かにそういう数字になっておりますが、同趣同好団体は非常に新しい団体でございまして、職域等におきます五年あるいは十年さきからのそういう団体でありませんで最近の団体でございますので、平均保険料が非常に高い。
問題がある団体といたしましては地域団体、特にわれわれのほうで最近いろいろ指導矯正の措置を講じておりますのは、いうところの同趣同好団体といいますか、たとえば旅行会というのがある。